きみはたいようみたいだった



卵王子カイルロッドの苦難シリーズの部屋/
苦悩と苦労の神官長アクディス・レヴィ思い切りえこひいき気味


卵王子カイルロッドの苦難/冴木忍 薯 富士見ファンタジア文庫 全九巻
挿絵はファム&イーリーなどでおなじみ、田中久仁彦氏。
一国のおうじさまが苦難の末に世界中のものが恐れるものを倒すおはなし、というと身も蓋も無いのでしょうが、でも合ってるとも言い難い不思議な物語。
卵から生まれた、という逸話を背負った王子カイルロッド。その彼の国ルナンがある日突然石に変えられてしまう処から物語はスタートします。
偶然に出会った魔女見習いのミランシャと傭兵イルダーナフと共に国を出て、様々な出会いを重ね幾つもの別れを繰り返して進んでいく時間、明らかにされていく謎、そうしてたどり着く場所。
どれだけの別れを、不幸を背負わされようとも、決して項垂れる事無く前を見据えて笑える強さを持つ、カイルロッドに何度泣かされたか何度励ましを貰ったかもう判りません。
初めて読んだのは中学生、そうしてもう早いもので二桁の年月が過ぎてしまいましたが、それでも今でも胸張って言えます。この本に出会えて良かった。


さて、そんな本にも当たり前ですが主人公以外にも人間は沢山たくさん、生きていて。
正直スポットライトが掠める様に通っていってそしてろくに当たらないままいっちゃったかなー?なんてサブキャラが存在します。
(誰ですかっ、あーまたですかハイハイマイナー好きですか、と生暖かい目を向けてるひと!)


七巻以降、処どころに出てくる神官長。アクディス・レヴィ。高らかに言おう、
大好きだ!
金の髪に青紫の瞳、自分の力無さに憤りを感じて無力さを嘆いて、それでまた立ち止まらずにのろのろと顔を上げる彼が大好きだ!
能力を持った者や人間として眩しい思考や生き様を持つ人々が連なる中、どこまでも不器用でどこまでも人間臭い。言うなれば凡人代表。でも決して後ろ向きなんかにならない、なれない生真面目さ。
嫌えという方が無理だろう・・・!(拳を握って)

そんな訳で(さっぱり判らないという事だけは判ってもらえた処で)上に言い切ってあります通り、アクディス・レヴィ猫可愛がりの形で当HPの世界の中心で愛を叫んでいきたいと思います。(時期ネタです)
了解して頂けたら幸いで、同意を得たら倍率ドン。お言葉頂けましたら更に倍の勢いでお送りします以下は捏造アワーです。

…と、好き勝手語ってたひとでしたが、すいませんよりによって瞳の色間違ってました。赤じゃないよ!高貴で気高い(@案山子嬢)青紫だよ!ばかばか!※050213修正ですー。


きみにあえてよかった。


うっすらメインの様な、そうでないような。未曾有の危機後の捏造話。彼の人が生きてたら、生きていて。
原作の捏造をお許し下さる方だけどうぞ)
(そして生き残ったカイルロッドがレヴィと何だか仲良くなっちゃったらいいと思う方は喜んで ど う ぞ ・・・!)
一応、注意書きの様な、入門編


以下本編≫
1:ファーストネーム2:また会えた。≫3:切り落とす≫comming soon・・・

――
以下、独立散文

ひだまり
多忙な時間の僅かな休息。レヴィとメディーナ、それともう一人。

リトルリトルボーイ、ズ
ちいさなこどもたちの話。未曾有の危機後のエリオスがルナンを訪ねて。

静かな日々の階段を
名前も無い書記官のお仕事にっき。散文ですどうにもこうにも




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